VoidTokyo

VoidTokyo vol.6

VoidTokyo 6、ここんところ忙しくて届いてたのになかなか開封できなかった。

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今回から印刷がかわったらしい。

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まず表紙が丈夫になった。

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中身はちょっとマイルドになった?vol2をはじめてみたときの過激さは感じなくて上品になった感じがした。

VoidTokyo vol.5

注文していたVoidTokyoが届いていたのだが、ここのところ風邪気味だったので開封をためらっていたが、まあまあ回復したので。

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表紙の色がカラフルになった。

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【XPL Presents】VoidTokyo vol.4発売記念トークショー&ミーティング

  • 日時: 2018-11-17 19:15-20:15
  • 場所: アーツ千代田3331 B105
  • 司会: XPL田辺

会場のアーツ千代田は初めてだったが、坂はきつくなくJR御茶ノ水駅から歩いて20分だった。

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田辺

XPLでもスナップをやっていて、日本の現代ストリートスナップを牽引しているVoidTokyoのトークショーを企画した。

左から: 大川・Ash・市川・岩男・鈴木

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田辺: VoidTokyoのこれまでの経緯を

鈴木

1・2年前にカリン展という一人の女性を数十人のカメラマン(プロの写真家だった)が撮るというのに参加したが、同じ写真にならずおもしろかった。東京というテーマで十何人かで撮ったら面白いのではないか、というのがきっかけ。

ネットでZINEを安く発行するところも見つけやすいし。そのとき大川さんがちょうど出版社勤務だったので編集をおねがいした。

大川

SNSで(鈴木)達郎さんの写真をみて写真をやってみたいとおもうようになったのでうれしかった。でもあんまり編集はできなかった(笑)

鈴木

なので今は市川さんに編集をおねがいして回っている。

田辺: 声掛けの順番は?

鈴木

面識がない人も多かったが、みなさん実力があるのにネットだけでおわってしまっていた。アサヒカメラ以外の媒体ではストリート写真をとりあげない状態をなんとかしたかった。モニターで流れてしまうだけではもったいない。とにかく紙に残したかった。

田辺: 岩男さんは話が来たときはどうでした?

岩男

SNSで写真をアップするだけでいいのか?という問題意識はあった。肖像権の問題がとりざたされるようになってストリートスナップがもりあがってきたのではないか。

田辺: 市川さんはどうでした?

市川

あの鈴木達郎からメールが来てやることに。グループでやることがおもしろいと思った。

田辺

たしかにストリートスナップのグループというのはきいたことがないですね。

田辺: Ashさんいかがですか?

Ash

Facebookメッセンジャーで誘いがきた。最初はあまり考えてなかったけどおもしろそうだし仲間に入れてもらった。ストリートを撮っていて横のつながりがなかったが、メンバーの写真をみたり話をすることで、ストリートのいろいろな表現を知ることができた。

田辺: VoidTokyoは東京オリンピックまでは続けようということですが。

鈴木

当初から、オリンピックを前にしてどんどん変わっていく東京を11名でいろんな視点から撮る、それをZineという紙媒体に残したらおもしろいのではないか、ということでやっている。

(大西さん到着)

田辺: VoidTokyoはどんどん知れ渡ってきたところでVoidTokyo vol4発売されたが、反響は?

岩男

半分はWebから(海外含む)の注文。

ネットでコメントをもらうことは多いが、個人的にはあまり実感はない。写真をやっている人みんながストリートに興味があるわけではないので。

街で撮っていて「Void知ってますよ」「Voidの方ですね」と言われることはある。Voidの方ですよねときかれても「はい、そうです」と答えるだけだけど。

田辺: vol4について大西さんどうですか? 実感とか

大西

vol1は売れるのが早かったが、vol4も早い。vol4が出るのを待ってくれてる人が増えたのかなぁと。

田辺: 渋谷ツタヤの展開についてどうでしょう?

市川

ツタヤで100冊が売り切れた。パネル展示もやってくれていてありがたいが、個人的な反響は実感がない。Voidについてはちょっとずつ知れわたってきたのかなぁと。

大川

写真をやってない友達が多いが、渋谷のツタヤで買ってくれたり、ストリート写真がおもしろいと言ってくれて、よい環境だとおもう。

Ash

vol1のときから1巻ごとにテーマ・テイストを変えている。vol2→vol3で大幅に変えた。vol3→vol4も大幅に変えた。volを比較してくれる人もいて特徴が出たのがうれしい。

請求書発行係だがvol3までと比べてvol4では請求書を送るスピードが速かったので、評価が上がってきたのではないかと。

田辺: 会場でvol4を持っている人は挙手!

(おもったよりも少なかったようだ)

田辺: 会場でvol3を持っている人は挙手!

田辺: 会場でvol2を持っている人は挙手!

田辺: 会場でvol1を持っている人は挙手!

(ぐっと減たようだ)

田辺: 増刷の予定はないそうなので早く手に入れましょう!

(会場のディスプレイにスライドショーが表示されている)

田辺: Zineの各ページには写真家の名前が書いてなくて、最後のページをみないとわからないのはよいとおもう。

(ずっと市川さんの写真が表示されているので)

田辺: 市川さん、コメントおねがいします。

市川

光と陰を意識したシリーズ。光が強い場所を探して撮る。夕方よりも昼が多い。

田辺: Vol5の予定は?

鈴木

予定している。

大西

〆切は年内。年初出版予定。でも1月は無理か?

鈴木

しばりはゆるい。月刊誌・季刊誌をやっているひとたちはすごい。

田辺: どういう編集をして決めていくのか?

鈴木

みんなでテーマを考えて自分のページをつくっていく感じ。写真が撮れているのが前提なので普段から撮ってないとダメ。

田辺: ノルマがあるらしいが?

鈴木

ないが、撮ってないと出せないだけ。

田辺: 持ち寄るときはデータ? プリント?

鈴木

最初はデータで。

田辺: みなさん、なぜストリートスナップにはまっているのか?

鈴木

生の人間に興味があるのと、街が自分の中の根っこになっている。素の人を撮ることに興味がある。予測がつかないところ。スタジオとちがってコントロールできないところをなんとかして自分の中に収めていくところ。

岩男

ストリートというジャンルがいちばんリアリティがある。風景・花は撮ろうという気持ちもともとがない。ストリートカルチャーが好きだったのもある。森山(大道)さんを知ってはまったかんじ。

市川

偶然性。自分の予想をはるかに上まわったおもしろいことがおこるのを撮るのがおもしろい。毎回違う何かがおこる。

Ash

人の表情を撮るのが好き。街で人の表情をみてると野生の人間を感じる。社会に接して緊張感がある他社への警戒心がある表情を撮る。ペットよりは野生の動物を撮ってる感じ。

大西

きっかけはSNSで(鈴木)達郎・岩男さんの写真を見て撮りはじめた。最初は単純に楽しい・かっこいいだったが、最近は身の回りをスナップしてそのなかにストリートフォトが混じってる感じ。

大川

田舎から18で東京に出てきて、東京はどこも渋谷みたいだとおもってたが、街によって違う。違いを撮るのがおもしろい。人がたくさんいるぶんいろんなドラマがあってその瞬間を狙うのがシューティングゲームっぽい感じ。

田辺

風景や鳥の写真はレンズを売るため! ストートスナップはカメラメーカからすると売上につながらないのでプッシュしない。

田辺: メインでつかっているカメラは?

大川

  • Fujifilm X100S (レンズ: 換算35mm)

達郎さんから譲り受けた。無音シャッターが電車のなかで撮るときに重宝している。内蔵NDはつかってない、たぶん。

大西

  • Nikon 1 J5 (レンズ: 換算28mm)

それまではGR,a7,NEXにニコンの古いレンズをつけてつかってた。X100Fが出るといううわさがあるときにGRが壊れてヤフオクでNikon1を安く買った。気にいって3台もっている。

1インチセンサーなので夜に開放で撮っても被写界深度がかせげる。画質はA2まで引き伸ばしてもいける。欠点はすぐ壊れること・晴天などコントラストが高いときは弱い。そのときはa7で絞って撮っている。通勤のときも仕事のときにも持ち歩いている。

Ash

  • Sony a9 (レンズ: 35mm)

静音シャッターでも像が歪まない。音がしないのでバレにくいので、写真を消すはめにならなくてよい。持ったときちょっと重い方がテンションが上がってよい。

市川

  • X-Pro2 (レンズ: 換算27-84mm)

X-E2を買ったときについてた標準ズームレンズ(18-55mm)をつかっている。たまに18mmの単焦点をつかう。あまり機材にはこだわってない。大きさがちょうどよいところが気にいっている。ファインダーは電子ファインダーの方をつかっている。

(山下さん到着)

岩男

  • Ricoh GR Digital IV (レンズ: 換算28mm)

ISO感度が暗いところで弱いが、ちょっと荒れた感じがよかったりする。昔はGXをつかっていた。

山下

  • Nikon 1 V2 (レンズ: 換算28mm)

これがいちばんだとおもう。よいところは、ファインダーがついている、背面モニターを消せるところ。

背面モニターを消しているのはフィルムのときから撮っているのでその場で確認することに違和感があるため。撮れた写真は神のみぞ知るという状態にしておきたい。50年くらいしか生きてない人間のセンス・感覚で人の心・自分の心を動かせるのか? 自分が見えてなかったところが見えたり発見があったり。現場でのチェックはほぼしない。設定はほぼマニュアル。自分で絵をつくってる感じがするのは距離感くらい。

夜になると写らない・ピントあわない・粒子あれる・色が出ない、といういさぎよい仕様。バッテリーは予備を持たずメモリカードは16GBと小さいのを入れている。なくなったら、縁がなかったということで。

鈴木

  • Fujifilm X100F

手に馴染む。撮りやすい。画質もいいし。マニュアルでエリアフォーカスか置きピンで撮る。X100S→X100T→X100Fと変えてきた。

田辺: 今後のことでなにか伝えたいことがあれば

鈴木

vol5が来年2月頃に出るのでよろしく。縛りはない。あるとすれば東京を撮る・クオリティを維持するくらい。2020年までは撮るので、どう変わっていくかみてほしい。

個人的には写真集を出す予定。タイトルは「friction」、テーマは被写体・街の軋轢。出版社シュタイデル(Steidl)のサイトで予約するのが確実。送料無料。全部終わっているが発売日が未定。

山下

来年、平成が終わる。東京オリンピックもまぢかに。元号が変わることで心の中で何かが終わる感じの東京を撮りたい。

岩男

ストリートはどれだけ街に出て歩き回るか。ルーティンワーク。時間があれば街に出る。Voidにかかわることでペースペーカーになっている。

市川

vol5のデザインをどうするかみんなで考えていきたい。

Ash

vol5でメンバー以外にもfeature枠でインスタグラムのタグ(#voidokyo)も掲載するので、ぜひ投稿を!

大西

Voidをつづけてうえで少しずつストリートフォトの自分のスタインスをだしていければいいかなとおもっている。

写真集「Lost in Shinjuku」も入荷したのでよろしく。

上海の中田さんとZineをつくっている。12月発売予定。

大川

圧倒的に撮る枚数が少ないので〆切までに撮れるようにがんばる。

~~質問タイム~~

Q: 街撮りでの肖像権。媒体に載せるときの配慮について。

A: 山下

撮った写真が自分に恥じることがなければだいじょうぶ。逆にやましいと思うところがあればストリートスナップをやるべきじゃない。なにか来た場合は戦うしかない。

A: 大西

撮られた人が不快にならないと推測できるもの・貶める意図がなく・その人をふくめていいシーンだなとおもえるものであること。酔い潰れた人は顔を写さないようにしたり特徴を写さないようにしたりしている。

A: 田辺

XPLでは座学で肖像権の話をする。アサヒカメラで啓蒙活動がはじまっているが、基本的には公道から公道を撮っている限りは肖像権は発生しない。ストリートスナップの基本。

Q: フォロワーの増やしかたは?

A: 岩男

facebookでフォロワーを増やしたいとおもって、見られるだけではなく自分からも見るようにしたら増えた。コメントを返すのも大変だけど。達郎さんみたいに外国人のコメントがたくさんついたあとに "Thank you very match." で締めるのもいいけど。

A: 鈴木

特になにもやってない。タグもつけてないけどフォロワーが増える。写真で勝負すべき。フォロワーを増やすことよりも自分の写真を撮れるようにするのが先。

左から: 大川・大西・Ash・市川・岩男・鈴木

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トークショー終了後、会場でミーティング(懇親会)が行われた。

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VoidTokyo vol.4

渋谷TSUTAYAで買おうと思ってたけど万が一売り切れてしまってるとやなのでwebでポチった。

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東京カメラ部特別企画「ストリート写真とZineの可能性」

登壇者

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むかって左から

藤谷弘樹

ここ数年、ストリート写真をみとめてほしいということでトークショーをやっている。風景にくらべると人気はないけど。

鈴木達郎

VOIDのなりたちは、カリン展(カリンさんを複数人で撮る)というのをやったら撮る人によってぜんぜんちがう写真になっておもしろいということで。

気になっている写真家にダメモトで声をかけて、最初から今の11人でやっている。

SNSにあがる写真に対して昔からの写真家が撮る写真が型にはまっている感じがするのをなんとかしたかった。

ストリート写真は肖像権の問題があって既存のメディアにのりにくい。といってSNSだと流れてしまう。そこで紙で残すことにした。

被写体とぶつかって、偶然に撮れた1枚をねらっている。

渋谷を撮るのは渋谷以外だとよくわからなくて観光客目線になってネイティブの目線で撮れないから。

ストリート写真にもとづいたポートレートも撮っている。モデルさんを使うがセットアップ写真ではない。街の光を知っていることが強みになる。

山下忠志

人間劇場を撮りたい。西成で声を掛けて撮っていたがヌルく感じてきたので。なぜ渋谷を撮るのか→仕事の行き帰りで渋谷を経由するから。

Ash Shinya Kawaoto

メイン渋谷。建物の変化が早く人物といっしょに今がわかる背景を撮りたい。

仕事の息抜きとしてポートレートをはじめたが、グループ展でスナップをやってからストリートがおもしろくなった。セットアップとはちがうライブ感がおもしろい。

(塚崎) 風景写真・家族写真から入ってセットアップに移って、あきてきてストリートを撮るようになる、という流れは多い。

大川美帆

基本は渋谷でカラー。エンタメ・ユーモアな一瞬をさがして、できるだけたのしい瞬間を撮っているのかも。

大西正

路上のパブリックスペースで撮るという意味ではストリートだが、選ぶプロセスの方を重視している。狙った写真を撮るために待つということはほとんどない。出会い頭で撮る。

平日は400枚。週末だと数千枚。去年は20万枚くらい撮った。

(山下) バッテリが切れたら終わりにしていて200枚くらい。フィルムのときからそういう考えで、フィルムだと夜は撮れないので、撮れなくなったらゴールデン街にのみにいってた。デジタルだとダラダラ撮れるようになってしまったので区切りをつけるために。

(Ash) 年に20万枚くらい撮る。

(大川) 1日100枚くらい。

(藤谷) 1日500〜1000くらい。通勤途中に撮るだけだと数十枚/日。

藤谷弘樹

歩いて撮るが、疲れて休憩しているときにも出会いがある。

ストリートを撮るようになったキッカケは、もともと絵を描いていてカメラをさわる機会があり風景を撮りはじめて街を撮るようになった。

ZINE(ジン)の可能性について

手元に残る。クチコミで拡がってゆく。紙ベースで見たいという人も多い。部数は国内半分・海外半分で、30ヶ国にもなる。

メンバーはwebから来ている人が多く、webでの認知度があるところで始めたので拡散力があった。

zineを仲良くやる秘訣は? 方向性の違いなどで抜ける人がいるかもしれないねという話はしていたが、今のところ抜けた人はいない。ケンカみたいなこともなくやっている。

zine を出す目的は明確で、2020まで変わっていく東京を撮る。

けっこう売れていて、出会いがあってツタヤであつかってくれることになったが

ツタヤで300冊売れている。1店舗で100冊売れただけですごいのに。

金額は次のzineが出せる程度に設定している。vol1 500部、vol3 800部、vol3 1500部。紙で出す意味はネットで終わりたくないから。zineの紙質はそれほどよくないが、本棚に飾っておくようなものではなく普段手にとって見てもらいたいから。

質問

Q: 被写体とぶつかったときに文句を言われることは?

A: ある。警察が呼ばれることもある。それでも撮る。法律上は問題ない、倫理上の問題。

Q: 被写体にカメラを向けるのが難しい。

A: ぼくらもこわい。でも撮りたい。写真家なので撮らないといけない。

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おわったあと、VoidTokyo vol3のサイン入り販売をしていたのでvol1はまだあるか聞いみてたがないということだったので立読みさせてもらった。

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