
『モバイルOS戦国時代』無料セミナー@6/2(OSSコンソーシアム主催)
= MeeGoが拓く新しいコンピューティング環境 (下野文久)
コンピュート・コンチニアム: 2015年に150億台をめざす (インド+中国をかんがえてみるとあながち)
メインフレーム: 研究
↓サーバPC: 多くの人が利用
↓携帯電話: ユビキタス環境
↓エンエデッドクラウド:次
デバイスがちがってもおなじユーザ体験を提供する
10年前にもおなじような掛け声はあったが、いまはハード・ソフトがおいついてきた
共通プラットフォームでコストを抑えるのが目的。
インテルは、モバイルで真っ向勝負するつもりはない。1つのデバイスでしかない。
共通プラットフォーム
HW
SW (メインはoss)
network
コンピューティング基盤
インテルの強みは微細化技術にある。この先インテルのプレゼンスがおおきくなるぜ。
ATOMは日本では受けがいいが、世界では物議
ソフトウェア基盤
MeeGo インテルとノキア (Moblin + Maemo のいいとこどりをしたもの)
2008/06で戦略の合意: HWでビジョンを共有して製品開発にフィードバック、ソフト完全統合、ノキアの3GのIPをインテル\
が利用
NetBookからスタート(携帯からではないところがインテルらしい)
MeeGoのオーナーはlinux foundation (LFが管理)
あくまでもインテルはHWで勝負
ハードをうるためにソフトに梃入れしたい。
MeeGo = Moblin + bsstof Maemo
実はHWはIntelでなくてARMでも動く。(もとはintelのみだったが)
Intel Atom Developper Program: for developper
Intel AppUp Center: for user
シングルAPI (Qt:キュート)
Clutter/GTK+はこれからつかわれなくなる(現状は動くけど)
QtCreator:ネイティブ間髪ツール
Qt:
1994 Trolltech
2008 ノキアが買収
250名を越え従業員が全世界8地域の点在
250000人以上で活用
C++
高いランタイムパフォーマンス
小さなフットプリント
googleearth
skype
Atomのハードウェアの仕掛けを生かす
インテルとしてはソフトウェア基盤はどうでもいい。
決めるのは市場。ソフトウェアの複雑性を押さえるのが目的。
MeeGoのビジネスモデル
さまざまなプロジェクトからピックアップしてMeeGoに統合
OSベンダーがデバイスベンダーと組む
Moblinv2.2 = MeeGov1.0: Moblinはここ成長でおわり
6ヶ月ごとにリリース
ネットワーク基盤
- 標準
- シームレス
- ブロードバンド
車載インフォテインメント
パーソナルエリア
GENIVI
home energy management system (HEMS)
http://meego.com
http://meego.jp
http://www.meego-users.jp/
= 2010GoogleI/O Androidでさらに日本の組込み産業がやばい? (杉本礼彦)
twitter: yoshi_rr
6/5googleioほうこくかい ustあり
android(market)が組み込み業界にもたらす影響
汎化ハードウェア+特化ソフトウェア
ハードの品質やハード直結のサービスがあまりもうからなくなってきた
ピアノ化: ハードの鍵盤を売るのではなく、ソフトでどうにかするとか
台湾の汎化パワー
レッツノートはハード特化できているがニッチ。利益率はたかいが。
android = 組み込みプラットフォーム + コンテンツ配信 + 課金決済システム
やっぱりエロ
i-modeの成功:課金決済が簡単だったから
しかしappleとかDocomoの課金システムは他に流用できない
google checkout GMS契約(google mobile service)をすればできる
クレジットカード会社をつかわないとなると自前で貸金できないといけなくてたいへんだが。
あらゆるスクリーンにAndroidを入れてくるはず
西海岸発のサービス文化の弱点:
ブラウザにたよっている
生活直下・特化ハードウェアに弱い
「androidは組み込みの人間と、web系の人間のおりなすハーモニー」
LTEになったらデバイスがもってた機能がクラウド側に移っていくはずだ。
デバイスの消費電力が減って安くなってバラマキになる。
そろそろthin clientで決着がつくか?
ウキウキView
Q:なにをがんばる
A:サービスをがんばる (not hw)
= Symbian FoundationにおけるSMP技術の取り組み (山下浩一郎)
サードパーティーIPがあるのでそこはアイソレートされて基本パッケージからは切り離されている。
スマートフォンの47%で使用されている。10万人年以上の開発。
組織構成
ボード会議
カウンシル(アーキテクチャ、UI、リリース、フューチャーロードマップ)
ワーキンググループ
一般会員 (使うだけなら会員になる必要はないが提案するには会員になる必要あり) 個人会員はない。
SMP: Symmetric Multi-core Processing (いつのまに)
| | 商用機 | 組み込み |
| 目的 | スケーラビリティ | 利便性 |
| 用途 | ビジネス | エンターテイメント |
| 利用者 | スペシャリスト | 一般人 |
| 性能 | 客観的性能 | 主観的な性能 |
| 要求 | 高速性能 | 面積 |
プログラムの中の並列性抽出
たいへん
ソフトウェア並列化と消費電力の関係
オーバーヘッドを考慮したアムダール(まだ生きてます!)の法則
F(N)=(F+(1-F)/N)T(1)+t+t' ;t,t'は前後のオーバヘッド時間
ソフトウェア資産の継承異常(inheritance anomaly)と品質保証
ソース改変不要を前提としたい
でもタイミング問題がある
別プログラムが同時実行される
バスのアクセス競合
タイミング問題が顕在化
メモリ管理に問題があった場合
キャッシュ管理に問題があった場合
スヌープを止めて自前でコヒーレンシをとっている場合
トップダウン:ユースケース ←バランス→ ボトムアップ:ローレベル機能の評価
symbianとlinuxで性能比較してみようとか
クロックダウンしてマルチコアしてという方向もあるので単なるthin clientにはならないはず。
シェアのうばいあいにならないように差別化してすめわけしたい。
Q:デバッグツールはSMP-WGでは考えているか
A:考えようとしている。議事録公開:ARMの人たちとやろうとしている。wiki pageにあるよ。
Q: 一般会員の会費はいくら?
A: $1500
WG隔週1時間テレコン
カウンシル1Qごと
チェアが日本人だとテレコンがやりやすい(時間帯が)
= 組込み部会紹介
旧linuxコンンソーシアム解散→有志が設立 H21.7