日本水泳連盟やFINAのルールとマスターズのルールはちょっと違う。
- 公益財団法人 日本水泳連盟 競泳競技規則 (2010-4-1版)
- 一般社団法人 日本マスターズ水泳協会 マスターズ水泳競泳競技規則
スタート
マスターズルールだとスタート台の横からや水中からのスタートも認められている。
長いホイッスルが鳴ってから台の上に上がるルールは同じだが、マスターズでは徹底されていないようにおもう。
潜水ルール
どちらも15mまで潜ってよい。
ちなみに平泳ぎのひとかきひとけりで15m以上進んでも問題ない。
自由形
15mより先は体の一部どこかが水面上に出てないといけない。なのでギャロップクロールで深く潜ってしまうと失格になる恐れも。
平泳ぎ
どちらも同じルール。
キックしおわったあとに足の裏で水を蹴り上げるのは(たぶん)ok。
バタフライ
15mより先、マスターズでは一時的に水没するのは認められているようだ。
ただし水没したまま泳いではダメそうなので(あたりまえだな潜水になっちゃうから)、ドルフィンキックを何回もうってると失格になりそう。ターンやゴール直前にタッチがあわなくてドルフィンキックだけで進もうとして水没しちゃうと失格だな。水没してないなら何回ドルフィンキックをうってもok。
マスターズでは平泳ぎのキックが許されている(FINAは禁止)。ただし1ストローク中に1回だけ。ゆっくり泳ぐなら第1キックを平泳ぎ+ドルフィンにすると効率がいいかもしれない。
妙なルールとしてターンとゴールの直前に1回の平泳ぎキックが許されている。
背泳ぎ
昔は「せおよぎ」じゃなくて「ハイエイ」っていってたような気がする。
90°以上肩がまわってしまうと失格なのは同じ。ターン動作に入ったら90°以上まわってもいいけどバタ足で進んだりするとターンじゃないってことで失格になる(これもおなじ)。
マスターズルールにはエレメンタリー・バックストローク(両手を同時に回したり、ドルフィンキックや平泳ぎのキック)が許されているが、FINAルールには禁止する項目がないようにおもう。