どこで情報を仕入れたのか忘れてしまったが「トイカメラ探検隊」という企画があったので参加してきた。
- art-Link 上野-谷中 2013 主催企画: http://artlink.jp.org/2013/mainexhibit/03.html
- 講師: プロトイカメラマン 雨樹一期さん
貸してもらえるカメラはこれ。
- Vivitar Ultra Wide&Slim
- http://ja.wikipedia.org/wiki/Vivitar_Ultra_Wide%26Slim
- http://www.gizmoshop.jp/products/detail.php?product_id=6
- f22mm
- F11
- SS1/125
- 最短撮影距離: 1.5m
フィルムカメラはもう20年くらいつかってないなぁ。学生時代はうつるんですをよくつかってたが、これもトイカメラかな。
2013-10-05 「辻猫に出合う、谷中猫景色撮影探検ツアー」
集合は K's Green Gallery: http://www.kumaishouten.com/ksgreen/ に10時。
あいにくの雨。ただ午前中の撮影で外を回っている時間は小雨でたすかった。でも傘をさしながらの撮影は億劫になる。
1時間ちょっとで36コマをとるのは、なかなか贅沢なことだ。デジカメでも散歩写真を連写なしで36枚はなかなかいかないのではないか。
用意されたフィルムは3種類でISO1600の高感度のやつとredscaleという赤く写るやつとクロスプロセス用のやつで、ダークバッグから取り出すくじびき形式で決定。で、redscaleをゲット。なんでも、フィルムを裏表逆に巻きなおした手作りのものだそう。ISO400。なかなか厳し露出になりそうだが、ネガフィルムなのでなんとかなるかな。
Viviar Ultra Wide&Slimをうけとってフィルムの装填。ここでフィルムがちゃんと装着できてないと、あとでな~んにも撮れてませんでした、ってことになるので慎重に。カメラはオールプラスチック製なので動きが渋くちょいむず。
みんなそろって外に出発。テーマは辻猫だったが雨なので猫はあまり外に出てこず。撮れたのは3個所くらいか。なので猫に関係ないものも撮る撮る。デジカメの内蔵露出計をマニュアル設定でVivitarと同じにしてみると-3EVとか出てるがだいじょうぶだろうか。
12時すぎに戻ってフィルムを巻取り。フィルム巻取りは巻取りボタンを押しつづけてないといけなくて、なかなか難儀。
パトローネを封筒に入れて toylab http://www.toylab.jp で現像・スキャン・パネル化をやってもらう段取りらしい。
帰りは上野公園や新宿都庁に寄って帰宅。都庁は上に登ってみたものの、となりのビルさえ見えない。地上では国体にあわせて「ふるさと47ビレッジ」をやっていたが客はほとんどおらず、テントも閉まっているところがおおかった。
2013-10-09 データ到着
4日後にtoylabからスキャンしたデータが送られてきた。メールで直接じゃなくてデータ便 http://www.datadeliver.net/ で。
予想通り真っ暗な写真が多い。空が適正露出になっていて、被写体はシルエットで勝負って感じだ。
撮った本人でさえ何が写っているのか分からないものも。パネルにする写真はどれにしようか。
2013-10-14 写真決定
事務局から写真を決めないとパネル化が間に合わないと催促の電話が。腹をくくってチョイス。toylabに写真番号を伝える。
2013-10-19 講評会
雨はほとんど降らず。13時半から講評会。
3回分まとめてやるのではなく、各回ごとに写真のタイトルを決めてゆく。
基本的に他人目線でタイトル候補を挙げていって模造紙に記入、撮影者がベストなのを選ぶという形で進行。なかなか難しい。
みんなのタイトルが決まったらタイトルをカードに書いてパネルをひっつきむし(粘着力のあるねり消し?)で壁に固定。
おもしろかったので、ほかの2回の見学させてもらった。
雨樹さん自身はあまりタイトルをつけないそう。詩は写真を撮ってからつけるそう。
おわったら外はすっかり暗くなっていたが不忍池を散歩してから帰宅。