近くで水泳関係の学会があるということで行ってきた。2年ぶり2度目。前回参加したときは桜上水の日大でもっと近かったが、今回は所沢でちょっと遠いが通えないことはない。
- 日時: 2013-11-02〜03
- 1日目: 10:00〜18:00
- 2日目: 8:15〜16:00
- 会場: 早稲田大学 所沢キャンパス
- 主催: 日本水泳・水中運動学会
- 共催: 早稲田大学スポーツ科学学術院
- 後援: 公益財団法人 日本水泳連盟(JASF)
- プログラム: http://www.swex.org/schedule
- 第1日目 11月2日(土)
9:00 | 受付開始 |
10:00 | 開会式 |
10:30- | 口頭発表(メディカル 4演題) |
O1.メディカル 発表者(筆頭著者) 所属 座長 荻田太(鹿屋体育大学) | |
10:30 | 水野加寿 城西大学 坂戸市・城西大学共同プロジェクト「水中リハビリ運動教室」における参加者の生理応答と水中運動効果への一考査 |
10:45 | 佐野公英 筑波大学 学生 主運動前の第2ウォーミングアップが呼吸代謝応答と泳パフォーマンスに及ぼす影響 |
11:00 | 伊藤駿太朗 新潟医療福祉大学大学院 学生 インターバル泳中における休息状態の違いがエネルギー消費量及び筋酸素動態に及ぼす影響〜Active Recovery と Passive Recoveryの比較〜 |
11:15 | 河上俊和 大阪体育大学 中高年女性における水中ウォーキングが血中レプチンに及ぼす影響 |
11:45- | 日本水泳水中運動学会 総会 |
12:15- | 昼休憩 |
13:15- | 口頭発表(パフォーマンス 4演題) |
O2.パフォーマンス 座長 高木 英樹(筑波大学) | |
13:15 | 南隆尚 鳴門教育大学 水球国際試合における男女選手の泳距離・泳速度 |
13:30 | 佐藤進 金沢工業大学 スタートスキル改善のための現場での科学的サポート |
13:45 | 洲雅明 大分県立芸術文化短期大学 ロンドン五輪男子水球競技における退水時攻撃の分析‐パス回しによるディフェンスの崩しについて‐ |
14:00 | 南豊 東京工業大学大学院 学生 水球における球速増大のための下肢動作の最適化シミュレーション |
14:30- | 口頭発表(上肢 4演題) |
O3.上肢 座長 野村照夫(京都工芸繊維大学) | |
14:30 | 成田崇矢 健康科学大学 飛込競技の入水時腰椎アライメントと肩関節可動域との関連 |
14:45 | 川合結万 筑波大学大学院 学生 シンクロナイズドスイミングにおけるスカーリング動作時の手部流体力の推定 |
15:00 | 金沢翔一 日本女子体育大学 クロール泳における呼吸動作習得に関する指導の有効性 |
15:15 | 長岡裕里子 筑波大学大学院 学生 クロール泳における呼吸制限による呼吸法の変化‐ビデオ分析と鼻腔内圧の変化からー |
16:00- | パネルディスカッション |
題目「クロール科学する」 | |
<パネリスト>*敬称略 | |
平井伯昌(東洋大学水泳部監督/競泳日本代表ヘッドコーチ) | |
佐々木祐一郎(中京大学コーチ/2013ユニバーシアード代表ヘッドコーチ) | |
土居陽治郎(国際武道大学) | |
下山好充(新潟医療福祉大学) | |
辰村正紀(いちはら病院) | |
小泉圭介(日本スポーツ振興センター/日本代表トレーナー) | |
藤井拓郎(株式会社コナミスポーツ&ライフ/2013世界水泳代表) | |
18:00- | 懇親会 |
- - 11月3日(日)
7:00 | 受付開始 |
8:15- | 口頭発表(生理学+トレーニング 4演題) |
O4.生理学+トレーニング 座長 森山進一郎(日本女子体育大学) | |
8:15 | 大久保雄 埼玉医科大学 水中および陸上歩行時の体幹・下肢筋活動比較 |
8:30 | (伊藤慎一郎 工学院大学 各種泳法のストローク推移と競泳用バタフライストロークの提案) |
8:45 | 野口智博 日本大学 ジュニアスイマーの選手参加型泳法講習会の効果‐心理的競技能力の変化‐ |
9:15- | ポスターセッション (24演題) |
9:15- | P1.動作解析 座長 尾関一将(大阪体育大学) |
1 堀畑裕也 日本体育大学大学院 日本男子競泳一線級選手における水中バサロキック動作の特徴 | |
2 和田匡史 国士舘大学 ドルフィンキックの動作分析 | |
3 下門洋文 筑波大学大学院 泳速度増加に応じたドルフィンキックのキネマティクス変化 | |
4 仁木 康浩 日本体育大学大学院 フィン着用の有無による水中ドルフィンキック泳動作の相違 | |
9:15- | P2.生理学 座長 仙石泰雄(筑波大学) |
5 原怜来 早稲田大学大学院 クロール泳とヘッドアップクロールの筋活動量の違いについて | |
6 小林啓介 筑波大学大学院 水中ドルフィンキック泳中の体幹動作と筋活動における特徴 ─大学競泳選手を対象として─ | |
7 神舘盛充 早稲田大学大学院 バタ足キックの筋活動解析 | |
8 飯塚哲司 早稲田大学大学院 水球競技における巻足動作の筋活動解析(仮) | |
9 原有美 早稲田大学大学院 水中ドルフィンキックおよび水中バサロキックの筋活動解析 | |
9:15- | P5.バイオメカニクス 座長 池上 康男 (愛知淑徳大学) |
19 桂田健太 中京大学大学院 クロール泳におけるフリップ・ターン動作の特徴 | |
20 安藤邦彬 筑波スポーツ科学研究所 ストリームライン姿勢時における頭部位置の違いは 泳パフォーマンスに影響を及ぼすのか? | |
21 谷口徹 笹本整形外科 飛込競技における入水姿勢 ─後方回転種目の回転数による違い─ | |
22 杉浦宏季 福井県立大学 競泳選手における静的および動的バランス能力特性 | |
23 鈴木淳也 日本大学 大学生の浮標能力に関する研究〜ラヌー式浮標の有用性を探る〜 | |
9:45- | P3.パフォーマンス 座長 生田泰志(大阪教育大学) |
10 兄井彰 福岡教育大学 大学競泳選手に対する心理的コンディショニング中心にしたメンタルサポートの実践 | |
11 佐藤大典 中京大学大学院 ジュニア競泳選手におけるクーリングダウンの方法の検討〜クーリングダウンができない環境を仮定して〜 | |
12 西澤晃希 大阪産業大学 水球競技の小学生用ゴール導入に伴う攻撃パターンの特徴 | |
13 奥田修人 大阪体育大学 競泳スタート後の潜水局面が記録に及ぼす影響 | |
9:45- | P4.メディカル+安全管理 座長 立 正伸(奈良教育大学) |
14 栗木明裕 福岡大学 競泳選手の反張膝が膝関節障害に及ぼす影響 | |
15 金田晃一 千葉工業大学 大腿部および胸部の慣性センサデータからみた水中歩行の特徴 | |
16 目黒拓也 日本大学大学院 小学校における着衣泳指導の現状と課題 | |
17 佐藤皓 高エネルギー加速器研究機構 高血圧で運動制限された者の日常トレーニングとラップタイムコントロール | |
18 川島康弘 大阪体育大学 整形外科的メディカルチェックからみた大学競泳選手の身体的特徴 | |
11:00- | シンポジウム |
題目「競泳のストローク動作における体幹・肩甲帯・上肢の連動運動」 | |
<シンポジスト> | |
矢内利政(早稲田大学スポーツ科学学術院) | |
12:30 | 昼休憩 |
13:30- | 口頭発表(バイオメカニクス 6演題) |
O5.バイオメカニクス 座長 仰木裕嗣(慶應義塾大学) | |
13:30 成田健造 筑波大学大学院 学生 クロール泳における下肢の利用が泳ぎの効率に及ぼす影響についての評価の試み | |
13:45 角川隆明 筑波大学 学生 平泳ぎキック動作中の下肢に働く流体力と圧力分布から推定した足部流体力 | |
14:00 奈良梨央 新潟医療福祉大学 重心-浮心間距離がキック泳におけるエネルギー消費量に与える影響 | |
14:30 市川浩 福岡大学 足部圧力変動からみたクロール泳6ビートキックの流体力発揮 | |
14:45 谷川哲朗 京都工芸繊維大学大学院 学生 モノフィン泳未経験者のアプニア泳動作に関する基礎的研究 | |
15:30 | 閉会式 |
1日目。
乗り継ぎが多くて電車でうかつに寝れない。橋本→八王子→国分寺→東村山→所沢→小手指→早稲田。
定期をつかって新宿まわりで行けば安上りだが時間が余計に30分くらいかかるので行きはしかたなくこの経路で。
八王子の乗り換えがスムーズにいったので小手指に9時前に着けた。すでに道案内の学生さんが立ってた。早朝から乙です。
大学関係者用の無料バスに乗って所沢キャンパスへ。そもそもあまりバスという乗り物は利用しないのだけど運転手さんが女性でびっくりした。なんとなくオッサンのイメージが強かったので。そういえば電車も女性運転手が増えてきたような気がする。
バス内に張り紙があって「カップ麺禁止」って書いてあるが、どっからカップ麺をもってくるんや。謎すぎる。
会場に着いて参加費4000円と昼の弁当代600円を納入。口頭発表の講義室に入ると、まだだれもいない。用意されていたコーヒーやお菓子をいただきながら、カメラのセッティングをして待つ。
コーヒーはレギュラーではなくスティックのインスタントだったが、案外インスタントの方がいいかもしれない。レギュラーだと時間がたつと香り・味が悪くなるがインスタントならそれはないし、お湯加減で好みの濃さにできるし。ただスプーンとかマドラーななかったのでうまく溶けず。
講義室に入るとPHSの電波がほとんど入らず。
開会式の時間になっても人の集りが悪いので、開会式をちょっと遅らせるというアクシデントが。翌日はもっと開始時間が早いのにだいじょうぶなのか?
午前は口頭発表1セッション。
昼飯は頼んでいた弁当をいただく。肉・魚多め。
午後は口頭発表2セッションのあとにパネルディスカッション。平井伯昌さんとか藤井拓郎さんとかテレビでしか見たことがない人が登場。
終わったら外はまっくら。
全発表を撮ったが2個もっていったカメラのバッテリは余裕があった。最後のパネルディスカッションが2時間通しだったが満充電のバッテリは1/3つかったくらい。さすがのGH3。
それよりもメモリカードがいっぱいになった。ビットレートは口頭発表はMP4 fullHD 30p 20Mbpsで記録、パネルディスカッションは記録時間制限のないAVCHD fullHD 24p 24Mbpsで記録した。
こういうときは32GBのSDカード2枚よりも64GBを1枚の方がつかいやすいなぁ。めったにないことだけど。
帰りは電車賃節約のため西武新宿経由で帰宅。やっぱり時間がかかるなぁ。
2日目。
SDカードの容量が足りなくなってきたので、いつか売り払おうとおもっていた新品のsandisk extreamproを開封。意外と買ってくれる人がみつからないので、自分で使うしかないかなぁってことで。
始発電車に乗って出発。ねむすぎる。しかも乗り継ぎが悪くてけっこう待たされる。始発電車の次発の電車は20分後だったが、小手指に着く時間は10分しか違わず。
家で朝飯くいそびれたので小手指駅に着いたところでコンビニで朝の分と昼の分のサンドイッチを調達して無料大学バスにて早稲田へ。今日は早朝なので臨時バス7:15。昨日とちがいバスは満席。
しかし会場入りすると、まだガランとしている。ゆったりとサンドイッチをたべる。カロリー表示をみたら403kcalとけっこう多い。脂質20.4gが効いているようだ。
午前の最初は口頭発表。伊藤慎一郎先生の発表は発表の要因をすべて満してないとかで話題提供という形での発表となったようだ。
ポスターセッションは複数同時進行のため声がききづらかったが、しかたないところか。
その次のシンポジウムはかなり丁寧な発表だったので理解が深まったような気がする。ちょくちょく肩が痛くなるのでインピンジメントの話は参考にしたい。
昼休み。せっかくなので早稲田大学プールでさっきのシンポジウムの内容を体感しに泳いできた。
私以外にはもう1人くらいしか泳いでおらず、お守りの学生さんは暇そうにしてた。
水深は2m。水温が低いんじゃないかと心配してたが、けっこうあったかかった。天井は半透明で今日は曇天だったが太陽光がはいってくるのでプール内はとても明るい。
12:15になったところで退水。30分くらいたらたら泳いだか。水から上がったら
お守りの学生さんはバランスボールやってたり、水球のシュート練習してたりしてた。そりゃ暇だもんね。
あわてて着替えて会場に戻りサンドイッチをのみこむ。
午後は残り1セッション5演題。
来年度は愛知で開催らしい。
こんなところにも張り紙が。みんなカップ麺すきだなぁ。
帰りに野口先生をつかまえて質問攻めに。それにしても私の泳ぎのクセを覚えているというのも凄い記憶力だ。
小手指駅についてみると、入間航空祭の終了時間にぶつかったようで西武はダイヤ乱れで電車がなかなか来ない。そういえば空から飛行機やらヘリコプターの音がよく聞こえていたような気がする。
なんとか満員電車に乗ると子供らが疲れて床に座ってる。しかたなし。所沢で降りて西武新宿線に乗り換えたら、これは空いてた。なんでかな。
西武新宿駅ちかくのヤマダにいって初めてE-M1をさわってきた。GH3よりも一回り小さいな。シャッター音も高音成分が少なく静かな感じ。そんなことよりもGH3が陳列されてなかったことの方がショックだ。
そんなかんじで帰宅。