4:2:0とか4:4:4とかは映像の輝度情報と色差情報の比率を示していて、Y:Pb:PrとかいてあるときY=輝度情報・Pb=青色情報・Pr=赤色情報のピクセル比率になっている。4:2:2と書いてあれば、明るさ情報が4ピクセルに対して青・赤情報は2ピクセルしかサンプリングされない、という意味なる。

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--+--+--+--+--+--
  |Y |Y |Y |Y |
  |Pb|  |Pb|  |
  |Pr|  |Pr|  |
--+--+--+--+--+--
  |  |  |  |  |

で、4:2:0ってなによ?ってはなしだが、そのまま読むと赤色情報が0ってことになるが、そうではなくて縦横の意味らしい。よくわからんな。

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  |Y |Y |
  |Pb|  |
  |Pr|  |
--+--+--+--
  |Y |Y |
  |  |  |
--+--+--+--
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http://www.depth-of-field.jp/main/beginner/beginner_003.php

そもそもたいていのセンサーはベイヤー配列なので赤・青4ピクセルあたり1ピクセルしかないのでピクセルバイピクセルで出力するなら4:2:0で十分な気がする。しかしGH2とかGH3は複数画素をまぜまぜして1ピクセルを出力しているので4:4:4でも意味があると思う。

でもってもともと1ピクセルあたり8bitの階調があったときに1/2にスケーリングすると情報量は4ピクセルから1ピクセルを生成することになるので2bitふえた1ピクセルあたり10bitの階調になる。これはSONYなんかのカメラに搭載されているマルチショットノイズリダクションというやつの原理でこれは空間方向のピクセルを合成するんじゃなくて時間方向に合成しているんだが合成したことで増えたビット数の下の桁を捨てることでノイズが減るというもの。

http://www.eoshd.com/content/12140/discovery-4k-8bit-420-panasonic-gh4-converts-1080p-10bit-444

koie