twitterタイムラインにこんなのが流れてきておもしろそうなのでみにいってきた(2016-01-16)。“カメラになった男—写真家 中平卓馬”上映会
二語商店@25LABO
【新宿で1/17まで】“カメラになった男—写真家 中平卓馬”上映会 https://t.co/kpzq5b0BNm
2016/01/14 14:02:29
17時の部を観にいこうと思ってたが電車に乗り遅れたので、ダラダラ新宿三丁目を散歩してたら着込みすぎたかだんだん暑くなってきたので新宿に戻って伊勢丹で下着を一枚脱ごうとおもってトイレを探すが、どの階も個室が埋まってて、最上階7Fのレストランフロアでやっとみつけた。それにしてもトイレちかくにおいてある椅子にすわってぼけっとしてる人が多かったなぁ。何しに来てるんだろ。
さて、事前に地図でビルの場所はしらべてあったが、googleストリートでみても看板は出てないようなのでちょっと心配したが、GPS+Google様のおかげで無事ビルに到着。
20分前についたがすでに7番目。会場は20人入れるらしいのでまだまだ余裕。最終的には19時の部は10人だったようだ。時間まで待合室になっている部屋で中平氏の写真集をぱらぱら見る。よくわかんねぇなぁ、というのが素直な印象。巻末のホンマタカシの文章をつらつら読む。じつはこの話が映画の中で出てきて読んでおいてよかったと思った次第。
時間になったので会場入り。8畳くらいのギャラリースペースに前には座敷席、後ろはスチール椅子が8脚。最後部の椅子に座ったが1時間以上じっと座ってるといたくてしかたない。前の女性はマフラーをたたんで座布団にしたし。
話のあらすじ:自宅の宴会で酒のみすぎて急性アルコール中毒になって逆行性記憶喪失になったということがなんとなく語られる。これは前提条件としてしっとかないと話がわからんかも。ただ話の中心は無邪気に写真をとる姿の記録。映画を見る前に写真集をみてピンとこなかったが、映画の中で撮影の様子を見てから写真をみると「おぉこう切り取るのかこの人は」という感じで面白くなる。ホンマタカシも書いていたが沖縄でのシンポジウムでアラーキーは沖縄の熱情を感じに来ているといっているのに対して中平はあくまでも戦い抜くみたいなことを言っていて写真はドキュメント(memoryでもcreationでもない)という氏の言葉はそういう態度をあらわしてるのあかなと。最後までわからなかったが、ショートホープになにやら書いている場面が何度も出てくるが、あれは日記だったのか。
Otsuka Akihiko@otk
「カメラになった男 写真家 中平卓馬」。まとまらないのでメモ。「自意識の解体と再生」、不安げに繰り返しなぞる自らの過去の記録(写真と言葉と行為)、言葉に行為を(事後的に)合わせること、ショートホープに書き付けられ捨てられる日記、慎重に合わせられる腕時計の時刻
2016/01/17 02:32:42
photographersgallery@pg_press
【カメラになった男−写真家 中平卓馬★最終日】
2016/01/17 14:22:03
推薦文①浅田彰(批評家)
《この人を見よ。アルコール中毒で記憶の大半を失い、ほとんど純粋なカメラ・アイに還元された写真家は、自己解体の手段だったはずの撮影行為を通じて自己再構築の営みを続ける…》
photographersgallery@pg_press
【カメラになった男−写真家 中平卓馬★最終日】推薦文①
2016/01/17 14:22:24
浅田彰(批評家)《…そのあげくわれわれの眼前に登場するのは、猫のようにしなやかでシャープな「新しい人」だ。中平卓馬。ヴィデオ・カメラを通して見るこの「新しい人」の姿から、われわれは目を離すことができない。》
photographersgallery@pg_press
【カメラになった男−写真家 中平卓馬★最終日】推薦文②
2016/01/17 14:22:54
伊藤俊治(美術史)《日本近代写真の聖痕を体中に刻み込みながら透明な無意識の暗箱を旅する男のかくれもなき名ドキュマン!》
photographersgallery@pg_press
【カメラになった男−写真家 中平卓馬★最終日】推薦文③
2016/01/17 14:25:05
高梨豊(写真家)《こんなにたおやかで透明な写真家を見るのは初めてである。これを可能にしたのは批評家の眼であり、愛である。》
photographersgallery@pg_press
【カメラになった男−写真家 中平卓馬★最終日】推薦文④
2016/01/17 14:26:14
森山大道(写真家)《ラディカルにしてファンキーな中平卓馬が、スクリーンの向うから観る者たちへと、またしても挑発を仕掛けてくる……》