twitterタイムラインにこんなのが流れてきておもしろそうなのでみにいってきた(2016-01-16)。“カメラになった男—写真家 中平卓馬”上映会


17時の部を観にいこうと思ってたが電車に乗り遅れたので、ダラダラ新宿三丁目を散歩してたら着込みすぎたかだんだん暑くなってきたので新宿に戻って伊勢丹で下着を一枚脱ごうとおもってトイレを探すが、どの階も個室が埋まってて、最上階7Fのレストランフロアでやっとみつけた。それにしてもトイレちかくにおいてある椅子にすわってぼけっとしてる人が多かったなぁ。何しに来てるんだろ。

さて、事前に地図でビルの場所はしらべてあったが、googleストリートでみても看板は出てないようなのでちょっと心配したが、GPS+Google様のおかげで無事ビルに到着。

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20分前についたがすでに7番目。会場は20人入れるらしいのでまだまだ余裕。最終的には19時の部は10人だったようだ。時間まで待合室になっている部屋で中平氏の写真集をぱらぱら見る。よくわかんねぇなぁ、というのが素直な印象。巻末のホンマタカシの文章をつらつら読む。じつはこの話が映画の中で出てきて読んでおいてよかったと思った次第。

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時間になったので会場入り。8畳くらいのギャラリースペースに前には座敷席、後ろはスチール椅子が8脚。最後部の椅子に座ったが1時間以上じっと座ってるといたくてしかたない。前の女性はマフラーをたたんで座布団にしたし。

話のあらすじ:自宅の宴会で酒のみすぎて急性アルコール中毒になって逆行性記憶喪失になったということがなんとなく語られる。これは前提条件としてしっとかないと話がわからんかも。ただ話の中心は無邪気に写真をとる姿の記録。映画を見る前に写真集をみてピンとこなかったが、映画の中で撮影の様子を見てから写真をみると「おぉこう切り取るのかこの人は」という感じで面白くなる。ホンマタカシも書いていたが沖縄でのシンポジウムでアラーキーは沖縄の熱情を感じに来ているといっているのに対して中平はあくまでも戦い抜くみたいなことを言っていて写真はドキュメント(memoryでもcreationでもない)という氏の言葉はそういう態度をあらわしてるのあかなと。最後までわからなかったが、ショートホープになにやら書いている場面が何度も出てくるが、あれは日記だったのか。

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wikipedia:中平卓馬