大会1日目:10月21日(土)
●受付(国立スポーツ科学センター陸上競技場)
- 9:00〜
事前登録してないので当日受付で。一般非会員なので値段はいっしょ。
前回は後ろの壁ぎわに三脚たてて望遠で撮ったが、今回は最前列に座って広角で撮影。魚眼レンズじゃなくてもぎりぎりスクリーンと演者が入った。
●開会式(ナショナルトレーニングセンター大研修室)
開会の挨拶 合屋先生
オープニング講演「日本水泳界の現状」
(公財) 日本水泳連盟 会長 青木 剛
- 10:00〜10:20
[2017-10-21 10:05]
- 東京オリンピック以前: 水がきたない、水温が低い → 水中動作の研究ができなかった
- オリンピック後: スイミングスクールができた。お金をかせぐために幼児から年寄まで。温水。指導者が水に入れるようになった。
- ミュンヘンオリンピックのダイジェスト版 16mmフィルム で鮮明にみられた。
- 理想像を子供にはめこむのはよくない。段階的に感覚をやしなう。
- バタフライのサイドキックは日本のルールだと違反になってた。翻訳するときに間違えたらしい(意図的ではなかった)。
- 東京オリンピック(1964年)で環境整備がはじまってソウルオリンピック(1988年)でトップと普及がつながった。
- 競技登録者数の増加:少子化だが幼児・小学生の水泳人口は増えている。マスターズは増えてない。現状12万人。
- 一貫指導システムの整備:東京オリンピック以前は小中高大の指導者がバラバラだった。柴田亜衣選手が成功例。
- 水難事故は減っていない。50m泳げるだけでは海川では溺れてしまう。200IMや5〜10分くらい泳げるようにならないと。
- 水泳ファミリー(する人・みる人・支える人)の拡大。
[2017-10-21 10:52]
大幅に時間超過。さすがに大御所の講演を止められる人はいなかったか。
以下、プログラムは30分おくれで進行。
●一般口頭発表1(ナショナルトレーニングセンター大研修室)
- 10:30〜12:00
- 座長:水藤弘吏(愛知学院大学)
競泳スタート台上動作の3次元的なキネティクス研究
酒井紳 小池関也 椿本昇三 高木英樹
[2017-10-21 11:01]
- 跳び出しとびだし速度は水平は後ろ脚、垂直は前脚
- 関節トルク 股関節伸展がスタート前半 足関節底屈がスタート後半
- 両手両足を別々に測定
- 後ろ膝は固定して股関節で発生したトルクを伝えるだけ。
- 前股関節は体を支持する。
[2017-10-21 11:13]
- Q: 授業で角運動を観察してスタートの技術向上をやっている。重心位置と前脚の位置関係で水平方向の速度がちがってくる。
- A: 重心まわりの角運動との関係はまだ調べていない。
- Q: 前股関節の外転トルクがなくなったら。
- A: 調べてないが、姿勢保持できないし、真っ直ぐ跳べないのではないか。
[2017-10-21 11:18]
競泳リレーステップスタートの動作特徴とバックプレート位置の違いによるパフォーマンスへの影響
鈴木天理 角川隆 萬久博敏 前田 明
[2017-10-21 11:19]
- スタート局面=15mまで
- 跳び出し水平速度が速いほどスタート局面が速いとの先行研究。
- リレーでは静止しなくてよい。
- ステップありなしで跳び出し水平速度に差はないとの先行研究。バックプレートがあっても影響なし。
- でも競技では過半数でステップ動作がおこなわれている。
- 途中で減速しているのは踏み外し防止のためか。
- 新型のステップスタート:NCAA採用。バックプレートを越えるようにスタート。水平速度が高い。
- バックプレートは後ろのほうがよさそう。
[2017-10-21 11:30]
- Q: 分散が小さいのに平均がばらついている。
- A: ちゃんと検証している。
- Q: 入水までの距離は計算した?
- A: 距離に差はなかった。ほとんどの選手が腕を回してステップしていた。
- Q: 重心が後方になるメリットは?
- A: 飛び出しまでの距離が長くなって加速しやすくなると考えている。
[2017-10-21 11:35]
クロール泳におけるリカバリー動作の違いが水中動作と推進力に与える影響
甫本研太 成田健造 高木英樹
[2017-10-21 11:36]
- 入水部分に着目して調査
- 100mFrのベストタイムの90%の流速
- プル局面は入水から肩まで、プッシュ局面は肩から出水まで。
- ストレートリカバリーだと入水してすぐに力発揮していた。
- ストレートだと入水して揚力を出している?
[2017-10-21 11:49]
- Q: 水中と水中の両方の分析で工夫したところは?
- A: 水面にLEDが反射したり。泡で見えなくなったときにモションキャプチャシステムの補完機能で。
- Q: 入水で角度つけろといわれている。親指下。カウンシルマンの研究の証明になるのでは。
- Q: 選手はどちら?
- A: もともと50mではストレートアーム、100mだとベント型。
- Q: 反対側の手も測定したほうがよい。
[2017-10-21 11:55]
クロール泳における泳速度の変化と上肢動作で発揮される推進力との関係
角川隆明 萬久博敏 成田健造 高木英 荻田太
[2017-10-21 11:56]
- MADシステムと水中モーションキャプチャと手部圧力分布の測定を比較した。
- ブイつけてキックなし。
- 推進効率
- 推進力は泳速度の2〜3乗に比例していた。
- 推進力係数 MADの方が高い
- 推進力係数 モーションキャプチャ+圧力測定の方が高い
[2017-10-21 12:09]
- Q: ストローク頻度は。
- A: 実験していて、よりフィットする結果がでている。
- Q: 泳ぎの特徴と指数との関係はあるか?
- A: 泳速度が上がるとバタつく泳者は推進力があがっている。
- Q: 指数と係数で評価できるか?
- A: 単純には比較できなさそう。
[2017-10-21 12:14]
シンクロナイズドスイミングにおけるウォークアウトの3次元動作解析
松崎香穂 三井梨紗子 足立夢実 遠藤太陽 田中宏樹 和田壮生 和田匡史 松本高明 地神裕史
[2017-10-21 12:15]
- フィジュアとルーティン
- ルーティン ー> テクニカル(規定要素は技術委員会が4年ごとに) と フリー
- ウォークアウト動作は基本と考えらえる。
- 外果が高く上がっても坐骨結節が安定してなかったり、タイミングもあってなかったり。
[2017-10-21 12:25]
- Q: マーカーのおいかけに問題は? 水面反射とか
- A: あまり問題にならなかった。
- Q: 指導での水中での肩と脚の関係性について何かあるか。
- A: 肩は解析してなかった。
- Q: スカーリングが安定してない?
- A: 調べてない。
- Q: 高ければいい?
- A: 評価としては腰の位置が安定していた方がよい。
[2017-10-21 12:30]
●昼休み
会場で弁当を500円で売ってた。お茶つき。
●シンポジウム「世界と戦う個人メドレー」(ナショナルトレーニングセンター大研修室)
- 13:00〜14:00
- シンポジスト:森谷 暢(中央大学),梅原 孝之(JSS),藤森 太将(ミキハウス)
- 司会:仙石 泰雄(筑波大学)
[2017-10-21 13:20]
シンポジウム
- 最後の締めというとで世界と戦う個人メドレー
- 藤森: 小学生までは平泳ぎで、練習の一貫として個人メドレーをやるようになった。
- 梅原: 個人メドレーをやっていると、専門種目のタイムが出なくなったときにモチベーションを保ちやすい。瀬戸選手:小5から大2までベストタイムが途切れなかった。
- 森谷: 平泳ぎが得意な選手は背泳ぎが遅い人が多いような気がする。
- トレーニング
- 藤森:とくに種目ごとの強化する練習はやったことがない。
- 梅原:シーズン始めは1日1種目でテクニカルな練習をすることはある。バタフライ・クロールはパワー系、背泳ぎはペース系の練習にすることが多いかも。
- 森谷:個人メドレーのメシュー紹介
- カテゴリーごとでメニューを組んでいたが壁にあたった。
- ビデオ撮って刺激をあたえる
- 練習は3時間になることもある。(きつくはないが時間的拘束)
- ATペースで泳ぎすぎるとキックのタイミングがずれ(裏打ち)てしまうことも。
- ディセンディングで最初は力まないように泳がせる。T30をベースに。
- 梅原:似たような練習メニュー
- 藤森:バタフライでいったあと、背泳ぎ平泳ぎで粘って、クロールで自分を追い込む感じで。
- 個人メドレーと単発種目での泳ぎの違い
- 藤森:バタフライ背泳ぎのあとの平泳ぎは脚のひっかかりの感覚がちがうような気がする。
- 森谷: 砂間選手 個メだと背泳ぎはテンポ 単種目だとしっかりかいて6ビート。
- 梅原: ラップはおなじだが疲労度が違うようだ。種目の切り替わりでペースをつかみにくくく疲労につながるのではないか。
- 血中乳酸濃度の測定
- 森谷: 比較的多く測っている。カーブテスト。レースペースとは泳ぎがちがうかも。実際のレースで流したようにみえても乳酸値が高い。バテているだけだったり。
- 藤森: だしきれているときは高い値になっている。タイムが同じでも乳酸値はバラバラ。高所トレーニングからもどってきたところだが、値は平地とかわらないがきつい。
質問タイム
- Q: 乳酸を測るのはいつ?
- A: 森谷:最短でとっているがレース終わって5分後くらいにある。
- Q: 種目の切り替えでのロスを減らすためのトレーニングは?
- A: 梅原:壁を蹴ってからの浮き上がりの練習に注意している。
- 藤森:ターンやうきあがりのあとの水のつかみに注意している。
- Q: ターンに特化したトレーニングは?
- A: 藤森:とくにそれはない。アップからダウンまでレースを意識するようにしている。
- Q: バタフライと平泳ぎは似ているが個メのトレーニングで注意することは?
- A: 梅原: 手は平泳ぎで脚はバタフライ平泳ぎ交互にやる練習。背泳ぎと平泳ぎがペースワーク的に重要。この2種目のタイムがの伸びがおおきい。
- Q: 通常の練習では背泳ぎの泳ぎは個メ向きか単種目向きのどちら?
- A: つねに個メの練習しかしてない。
オリンピックに向けて
- 藤森: リオではメダルを取れるという意識はなかった。東京では意識を変えたい。
- 梅原: 経験とナショナリズム。初代表で決勝に行くのは難しい(準決勝で落ちる)→国際大会を経験するのが重要。
- 森谷: 2016 ロクテ選手人生かけて最後バテ 2017平均レベルあがった。
[2017-10-21 14:23]
●プールサイドセッション1「世界と戦うスプリントトレーニング」(国立スポーツ科学センター競泳プール)
- 15:00〜16:00
- 解説:佐々木 祐一郎(中京大学)
- 実演:長谷川 純也(ミキハウス),川本 武史(トヨタ自動車)
●プールサイドセッション2「パワー牽引測定器デモンストレーション」(国立スポーツ科学センター競泳プール)
- 16:00〜16:30
- 協力:株式会社大橋知創研究所,若吉浩二(大阪経済大学)
●プールサイドセッション3「トライアスロン用ウェットスーツの試泳」(国立スポーツ科学センター競泳プール)
- 16:00〜16:30
- 協力:公益社団法人日本トライアスロン連合
*セッションは2・3は、参加型のセッションを予定しております.是非,水着,スイミングキャップ,ゴーグル,タオルなどお持ちください.
●情報交換会(懇親会)(ナショナルトレーニングセンター大研修室)
- 17:30〜19:30
参加せず、帰宅。
大会2日目:10月22日(日)
開始が30分早いので1本早い電車に乗るつもりが失敗。でも乗り継ぎがうまくいって10分はやく会場に着いたので発表に間に合った。
●受付(ナショナルトレーニングセンター正面入り口)
- 9:00〜
台風21号が夜には上陸するので、交通機関が乱れる前に終わらせたいという意図で、プログラム変更。口頭発表3とポスター発表が並行になった。
●一般口頭発表2(ナショナルトレーニングセンター大研修室)
- 9:30〜10:45
- 座長:尾関一将(大阪体育大学)
競泳日本代表選手における身体機能と体幹可動性の特徴
三富陽輔 猪股伸晃 松浦由生子 上野広治 平井伯昌 金岡恒治
[2017-10-22 09:30]
- 体幹深部筋エクササイズと関節柔軟をやっている。
- おおむね性差はなかったが、肩は女子の方が柔軟、体幹は男子の方が柔軟。
- 男子は肩の固さを体幹でおぎなっているのではないか?
- 身長・座高の補正が必要かもしれない。
[2017-10-22 09:40]
- Q: 体幹ひねった方が低抵抗でいいのでは?
- A: 女性でも身長が高い人は体幹柔軟だったり。
- Q: 男性は骨盤があまりうごかないというデータがあるので、そのあたりも考慮しては?
- Q: 種目差もみては?
[2017-10-22 09:46]
競泳日本代表選手の2002年から2016年の障害発生動向― 腰部障害予防プロジェクトの効果検証―
松浦由生子 半谷美夏 金岡恒治
[2017-10-22 09:46]
- 腰部・肩関節、膝関節の順に障害が多い。
- 予防プロジェクトでは腰椎MRIや体幹トレーニングをやってきた。
- プロジェクトにより腰部障害は軽減した。全体でみたら改善していないが。
- 女性の方が障害保有率が高い。
- 肩関節の障害保有率は背泳ぎで多い。背泳ぎはローリングが多い種目。背泳ぎは胸椎・胸郭の柔軟性が重要。他の種目は障害保有率はあまりかわらない。
- 膝関節の障害はフィンの使用が考えられる。
[2017-10-22 09:58]
- Q: 競泳日本代表のうちプロジェクト参加した割合は?
- A: 教育という面では代表合宿があるが、所属ではどこまではわからず。
- Q: 測定の注意点は?
- A: 胸椎だけひねる人や全体をひねる人や。現場でできる方法をとっている。
- Q: 腰部障害は日本人の体格によるものか?
- A: 体格や生活スタイルもあるかも。
[2017-10-22 10:04]
水中ドルフィンキックにおけるフィン使用前後の動作変化
野村美咲 生田泰志 谷川哲朗
[2017-10-22 10:04]
- 高い泳速度を得るには、幅を狭く頻度を上げる。
- フィンをつけての10分練習前後でキックに感覚は違いを感じるがデータ上は変化なし。
- 個別に前後で変化が大きかった人を比較してみたところ、キック頻度・膝関節の可動域が変わっていた。
[2017-10-22 10:14]
- Q: 練習で80%努力泳6本に設定した理由は?
- A: 全力泳だと疲れる。10分で練習を行えるよう設定。即時的な変化をみたかった。
- Q: 何の80%?
- A: 速度とか頻度ではなくて感覚の80%で行った。
- Q: 感覚が変ったという人のデータはどうなった?
- A: 感覚がよくなった人はキック速度が向上していた。
- Q: 上半身の幅は測った?
- A: 比較検討はしていない。
- Q: 練習の目的を明かにした方がいい。
[2017-10-22 10:20]
ゴーグル型ディスプレイを用いた内的映像による競泳選手の生理応答とパフォーマンスの変化
林享 草薙健太 水上拓也 松井健
[2017-10-22 10:20]
- ゴーグル型ディスプレイでイメージトレーニングにつかえないか?
- 外的映像: 外から見た映像
- 内的映像: 目線
- 音あり。
- リラックス映像は浜辺の映像をつかった。
- 内的映像をみただけで血中乳酸濃度と心拍数が上がった。
- 内的映像をみたあとタイムが速くなった。
- ウォーミングアップ効果があるのではないか。
- 交感神経の賦活とカテコールアミンの影響で血中乳酸値が上がったとおもわれる。
[2017-10-22 10:33]
- Q: ふつうのディスプレイではどうか?
- A: ゴーグル型の方が効果がある。没入感がちがう。
- Q: 内的と外的の比較は?
- A: 水中カメラでの外的映像で測定したときは有意差がなかった。イメージトレーニングで外的内的をイメージするかにあわせた方がいいが、内的イメージの方が効果があるとかんがえられる。
- Q: 音のありなしで変化は?
- A: 今後の研究課題
- Q: 野球ではクライマックスシリーズですでにこういうことをやっている
[2017-10-22 10:39]
●一般ポスター発表(国立スポーツ科学センター陸上実験場)
- 11:00〜12:30
- 座長:武田剛(順天堂大学)
- 国内トップレベル選手におけるスタート局面の分析 / 明石啓太 松田有司 窪康之 足立哲 上野広治 平井伯昌
- 競泳男子400m自由形におけるレースパターンとパフォーマンスの関係 / 佐藤大典 草薙健太 高橋篤史 高橋繁浩
- 水球競技選手の巻き足中に発揮される両足部の流体力の推定 / 川合英介 高木英樹
- 自転車エルゴメータを活用した水球選手の水中牽引力・パワー測定法の検討~2017年日本男子代表選手を対象として~ / 若吉浩二 南隆尚 大本洋嗣 中嶋崇光 塩田義法 榎本至 大橋一道
- 自転車エルゴメーターを活用した水球選手における水中牽引パワーの競技レベル別比較 / 南隆尚 若吉浩二 当麻成人 大本洋嗣 中嶋崇光 塩田義法 榎本至 渡邉泰典 高木英樹 藤原秀規 大橋一道
- 肢体不自由者の泳姿勢における重心・浮心位置の二軸方向測定システムのシミュレーション実験 / 宮本知弥 宝来毅 立正伸 若吉浩二
- 片側前腕欠損者におけるクロール泳のゴール動作方法の検討 / 谷川哲朗 熊本和正 片岡裕恵 粟谷健礼 森北育宏
- 競泳選手における試合結果と心理的競技能力に関する縦断的事例研究 / 尾関一将 會田空 菅生貴之
- 各都道府県における競泳インターハイ出場率の変化―2010年度と2015年度の比較― / 杉浦宏季 木下晴登 野口雄慶 中田征克 北林保 横谷智久 野尻奈央子
- 水球男子日本チームの世界選手権2017におけるデータ分析 / 洲雅明 榎本至 南隆尚
- 水球男子日本代表チームにおけるパス評価法について:アジア水泳選手権大会2016 / 富永梨紗子 大本洋嗣 中嶋崇光 塩田義法 榎本至 南隆尚
●一般口頭発表3(ナショナルトレーニングセンター大研修室)
- 14:00〜15:15 → 11:00〜12:15
- 座長:仙石泰雄(筑波大学)
冷水環境下における筋温低下状態での乳酸閾値強度トレーニングの効果について
坂上輝将 若林斉 仙石泰雄 高木英樹
- FINAではオープンウォータのレースは16〜31℃。
- 抹消の筋温低下で酸素消費の低下、乳酸値上昇(血管収縮→酸素供給の減少による)
- LT強度のトレーニングでも無酸素性パワーの増加。LT強度と最大酸素摂取量は変化なし(トレーニング期間が短かかったためか?)
- Q: 15℃での実験だったが、20℃だとどうなるか?
- A: 先行研究で18℃だと変化が少なかった。
- Q: コントロール群の33℃でウエットスーツは暑すぎるのでは? アドレナリンの影響があるのでは?
- A: 安全のため直腸温を測っていて深部温は上昇していなかった。
段階的な水位減少による立ち上がり動作訓練の可能性~動作および筋活動による検討~
金田晃一 足立哲
- 水中環境での運動:歩行・椅子立ち上がり・段差昇降で改善された報告はある。
- 基礎的研究では歩行に集中している。
- 水中でも陸上とおなじ動作パターンであった。
- 筋活動は水深が浅くなると陸上に近づくのが確認できた。
- Q: 始めてプールに来た高齢者は水深1.2mでも深いと感じ、幼児用プールのような浅いところで歩行すると腰に痛みが出るので、ビート板を持って深いプールで歩くように助言しているが、これでよいか?
- A: 腰より下の水位だと負荷のわりには体重が軽減されないので、痛みがない範囲で運動するのがよいとおもう。
WebSite「全国屋内プール情報<水夢王国>」の20年(報告)~公営通年プールの各自治体の整備状況と今後の課題~
藤木太郎 菅野達也
- 公開してから20年。455万アクセスを越えた。
- 2006年 全国のペアーレ施設の売却の議決→署名運動→トライアスリートの田島議員に提出→内閣→阿部答弁→紋切り(法律で決まったことだから変えられない)→予算委員会で田島議員に質問してもらう→紋切り→引き下がれず2回目の署名運動→2010年整理売却完了→67箇所のうち45箇所はプール存続(多少は署名運動の成果があったか)
- 2017-11-04 プールリハビリサミット開催予定
- 公共プールで通年でつかえる(2ヶ月程度の休館はok)ところは増えたか? → ちょっと増えた。
- 東京都は12増え、大阪府は5減った。
- 島根県は3万人に1プールでトップ。京都府は20万人に1プール。
- 政令指定都市で比べると仙台がトップ(83万人/プール)。(相模原市は14位(140万人/プール))
- 財政力の差? 調べてみたが財政力指数と増減ランキングとは関係なかった。
- プール建設・維持費は土木予算に匹敵する自治体も。
- 人々がプールに集まる施設に。
- Q: 2014年の調査結果がまもなく文科省から公開されるが、1500〜1600くらい公共プールがある。地方の方がプールが多いのは公共事業投資という面もあるので財政力指数が低いほど公共事業に投資する傾向があるかも。建設は地方交付金でなんとかなるが、維持管理は指定管理者制度でなんとかしたいところだが地方の水泳連盟で声をあがているとろはとても少ない。大学での人材育成が期待される。
- Q: 利用者の数の推移は?
- A: 自治体の認識の差があるのではないか。そうとう増やしている自治体もある、閑古鳥がないているところもある。
中学・高校における「教科横断型」 水泳授業へのアプローチ~新学習指導要領への対応~
土居陽治郎 川合英介
- 学校での水泳はじゃまもの扱いされている。
- 民間まかせでいいのか? 納税者は納得できるか? 大学の責任は?
- 新学習指導要領:学校は勉強するところ
- 個人の学びよりも学校全体で組織的・計画的に
- 国語と保健体育が小中高12年必修なのは憲法23条の生存権にもとづく
- 体育 → Physical Edu → ラテン語でphysica → 体・自然・科学 → 水泳は保健体育との親和性が高い
●総会
- 15:30〜16:00 → 12:30〜13:00
昼食の時間がなくなったので食べながらということに。
●閉会式
- 16:00〜16:15 → 13:00〜13:15
[2017-10-22 12:30]
- BMS 9/17-21
- swex すべて英語 筑波大学
- http://bms2018.org
- 演題の登録には "Sign up now!" してアカウント登録が必要
- 国際学会ということで少々お高い。早期一般52000円。
- NTC開催で年次大会の参加者が増えた。
[2017-10-22 12:54]
雨も風も強くなってきた。帰宅するまでに腰から下がけっこう濡れた。
帰宅して遅い昼飯。
動画などあれば見せてもらえないでしょうか