これまで使ってきたHGSTの4TBのHDDが容量いっぱいになってきたので代わりのHDDを探した。基本的にCMR・容量単価の安い・NAS用途向け(エンタープライズまではいらない)で選んだ。東芝のやつが安かったのとヘリウム密閉タイプなので万が一水没しても救済できる可能性が高いのが決め手。
NTT-Xで税込33799円。いきなり2本買って相性問題があると困るので、とりあえず1本だけ購入。
- 価格
- 最安値調査
- MNシリーズ
- MNシリーズのMTTFはMGシリーズ(エンタープライズ用)と比べると半分以下で100万時間だが、家庭用で5年持てばいいから十分だろう。
- 14TBより16TBの方がMTTF長くて待機消費電力が少なくて音も小さいのは、なんか納得いかないな。世代の違いか?
型番がMNではじまるのはNAS用ということらしい。
- 型番の見方
- AL: Enterprise Performance HDD
- DT: Desktop HDD, Video Stream HDD
- MB: Enterprise Performance HDD
- MC: Enterprise Cloud HDD
- MD: 3.5型 HDD
- MG: Enterprise Capacity HDD
- MK: 1.8型HDD, Enterprise Performance HDD, Enterprise Capacity HDD, Enterprise SSD, Mobile HDD, Industrial HDD, Automotive HDD
- MN: NAS HDD
- MQ: Mobile SSHD, Mobile Thin SSHD, Mobile HDD, Mobile Thin HDD, Video Stream HDD, Large Capacity HDD for External Storage, Automotive HDD
開封の儀
引っ越し
本当はFreeBSDのZFSで使いたいところだが、あいにく自宅PCはWindowsなのでNTFSでフォーマット。アロケーションユニットサイズは1MBでフォーマットしてみたが、fastcopyでコピーしているときにディスクの認識が消える問題があったので無難な64KBで再フォーマットしてみたが解決せず。性能面ではタスクマネージャでみていると64KBだと1MBにくらべて性能がちょっと落ちるようで1アクティブ時間が100%に張り付くようになった(HDD読み出し側に負けてる)。CrystalDiskInfoでS.M.A.R.T.みてもエラーは記録されていないのでPC側のコントローラかドライバがヘボいのかなぁ。
アロケーションんユニットサイズを64KBに下げてもfastcopyが完走しないのでしかたなくrobocopyをつかった。やはりrobocopyだと転送速度が遅い。遅いが逆にそれがシステムを安定的に動かすことにつながったのだろうか、robocopyでコピーは成功した。かかった時間は8時間45分で平均すると転送速度は130MB/sくらい。
コピーがおわったあとfastcopyでベリファイ実行(チェックサム比較)してみたら、またしてもディスクの認識が外れる問題がおきてしまった。しかもディスクの取り外しで使用中のダイアログが出てしまう問題まで。ぐぐってみると[[タスクマネージャを止めるといい>>https://www.4900.co.jp/smarticle/13340/
]]という話がみつかったので、アンチウイルスで除外指定するのと合わせ技でfastcopyのベリファイが完走するようになった。めでたしめでたし(どっちが効いたのかわからんけど)。
音はHGST HDN726040ALE614 Deskstar NAS 4TBとToshiba MN08ACA14Tをくらべると、Toshiba 14TBの方が静かでシークのゴリゴリ音も小さいような気がする。