柔軟剤は香りがきつくないという理由でさらさをつかっているが、柔軟剤の主成分である陽イオン系界面活性剤が皮膚に刺激があるが、両性イオン系のもあるというのを知ったのでベビーファーファ 濃縮柔軟剤を買ってみた。カインズで548円(税込)。

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ボトルはくぼみがあるさらさの方がもちやすい。ベビーファーファは計量キャップの長さが短いので洗濯機にいれるときに液だれしやすいのがよくない。

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さらさと比べてベビーファーファは布表面のヌルヌル感がない。柔軟剤をつかったときのヌルヌル感は界面活性剤の疎水基側が表面に並ぶことによるものらしい。柔軟剤をつかうと表面に脂っぽい成分がならぶので摩擦が減ってふわふわするという原理。なのでヌルヌル感が弱いということはそれだけ柔軟効果が弱いということに直結するわけで、実際、ベビーファーファはさらさにくらべて干した後にごわごわ感が残る。

香りは天然ベルガモット製油がはいっていて洗濯直後はほんのり香る程度。部屋干しだとちょっと香りが残るが、外で干すと香りは完全に飛んでしまうくらい弱い。ベルガモットは柑橘系だけど爽やかな感じではなく落ち着く香りだ。

wikipediaによると:

ベルガモットの精油にはベルガプテンやベルガモチンなどのフロクマリン誘導体が含まれており、これが皮膚についた状態で紫外線が当たるとベルロック皮膚炎と呼ばれる炎症を起こして色素の沈着が起こる。そのため、皮膚に接触する用途に使用される場合には、ベルガプテン除去処理をしたBGF(ベルガプテンフリー)あるいはFCF(フロクマリンフリー)と呼ばれる精油を用いる。

だそうで、天然だからといって安全だというわけではないという例になっている。