DMC-GH4
12-35/2.8とバッテリグリップを修理に出したのがゴールデンウィークはさんでやっともどってきた。
2016-05-07 バッテリグリップ修理完了の電話。
2016-05-14 レンズ修理完了の電話。
2016-05-15 秋葉原LUMIX&Lets note修理工房へ引き取りに。
日曜日なので秋葉原は歩行者天国になってにぎわっていた。外国人観光客も多い。
修理代金は税込で、バッテリグリップ(DMW-BGGH3)が14580円、レンズ(12-35/2.8)が20588円。
バッテリグリップは交換対応で、レンズは
- AFモーター交換
- 4群キョウシツ交換
- デコレーションリング交換
- フードアダプタ交換
- レンズフード添付!
- 各部点検調整
であった。レンズフードは前に比べるとカッチリはまるようになったのでうれしい。
バッテリグリップとレンズフードを比べてみると
古いのは擦れてツヤツヤになっているのがわかる(写真ではわかりにくいけど)。
週末(4/15夜)から12-35/2.8のフォーカスが動かない現象がおこっている。広角端ではフォーカスが動くのだが望遠にするとまったく動く気配がない。MFにしてピントリングを回しても動かない。画面上の指標も動かない。何度かレンズを着脱してみたが変化なしで、GH3につけても同様。レンズ側の故障のようだ。1年前にレンズクリーニングしてもらったときにOISユニットと5群を交換しているのだがカメラって案外維持費がかかるものだなぁと。
自然治癒しそうにないので秋葉原のLUMIX修理工房へもっていった。受付は何度か対応してくれたことのあるおねえさん。「何度か修理に来られてますよね」って覚えられてた。ま、顔覚えてたんじゃなくて名前を覚えてただけだとおもうけど。修理完了はゴールデンウィーク明けとのこと。修理見積は修理完了はSMSで知らせてくれるとのことで、仕事中に修理完了の電話がかかってくると結構あせるので、これはありがたい。
バッテリグリップの後ろダイヤルが滑ることがあるでついでに修理に出す。バッテリグリップはGH3のときからつかってるし後ろダイヤルは肩がけしたときに体に当ってストレスがかかるので壊れても不思議はないパーツ。さらについでに、バッテリグリップに電池入れたときと本体に入れたときでバッテリの残量表示が違うのも直せるなら直してほしいといっといた。
GH4+12-35/2.8+BG → GH4+14-140 にするとずいぶん軽くなるなぁ。
GH3/GH4のアイカップはすぐに外れてしまうのでこれまでに何度もなくしている。パーマセルテープを巻いておくと勝手に外れることはなくなるのだが接眼レンズが汚れたときに拭き掃除したくてもアイカップを外すのがめんどくさいのが問題である。
そこで百均でヘアゴムを買ってきて巻いたら着脱自由でいいんじゃないかと試してみたら、バリアングル背面ディスプレイと干渉してしまって、取り付けできなかった。正確には取り付けた状態で背面ディスプレイを引っ張りだせない。細いゴムだとアイカップが引っかからずに抜け落ちてしまうのでだめで、外周がぴったりな平ゴムがあるとよいのだが。
背面ディスプレイを引っ張り出すときだけゴムをはずすという手もあるがそれもめんどくさい話だ。
GH3/GH4につけているバッテリグリップDMW-BGGH3だが、BG優先に設定しているときにバッテリを抜くと瞬停して再起動がかかるのが気になっていたので網羅的に挙動を調べてみた。
※□は電池マークのつもり
本体優先のときにBGのバッテリを抜き差ししても変化なし
使用順序 | 本体 | BG | 表示 | 結果 |
---|---|---|---|---|
本体優先 | バッテリ | バッテリ | □ | |
本体優先 | バッテリ | バッテリ→抜く | □ | |
本体優先 | バッテリ | 抜く→バッテリ | □ |
とにかくカプラ優先
使用順序 | 本体 | BG | 表示 | 結果 |
---|---|---|---|---|
本体優先 | カプラ | バッテリ | なし | |
本体優先 | カプラ→断 | バッテリ | なし→□BG | |
本体優先 | 断→カプラ | バッテリ | □BG→なし | |
本体優先 | バッテリ | カプラ | なし | |
本体優先 | バッテリ | カプラ→断 | なし→□ | |
本体優先 | バッテリ | 断→カプラ | □→なし | |
BG優先 | カプラ | バッテリ | なし | |
BG優先 | カプラ | バッテリ→抜く | なし | |
BG優先 | カプラ | 空→バッテリ | なし | |
BG優先 | カプラ→断 | バッテリ | なし→□BG | |
BG優先 | 断→カプラ | バッテリ | □BG→なし |
BG優先のときにBGからバッテリを抜くと瞬停する
使用順序 | 本体 | BG | 表示 | 結果 |
---|---|---|---|---|
BG優先 | バッテリ | バッテリ | □BG | |
BG優先 | バッテリ | バッテリ→抜く | □BG→□ | 再起動 |
BG優先 | バッテリ | 空→バッテリ | □→□BG |
BG優先のときにBGからカプラを抜いてもだいじょうぶ
使用順序 | 本体 | BG | 表示 | 結果 |
---|---|---|---|---|
BG優先 | バッテリ | カプラ | なし | |
BG優先 | バッテリ | カプラ→抜く | なし→□ | |
BG優先 | バッテリ | 空→カプラ | □→なし |
バッテリのかわりにカプラを入れると瞬停しない。
バッテリ7.2Vに対してカプラ8.4Vと1.2V高く設定されている理由は、バッテリグリップ内で電圧降下がるのを見越しているためだろうか?
BG内のバッテリを抜いたときに瞬停するのは、切り替え時に必要な電力がキャパシタに溜ってないのかもしれない。
以前試したときはBGにバッテリを挿入したときに再起動がかかったような気がするのだが、記憶ちがいだったようだ。
以下互換品。どうやら端子部分のパッキンが省略されてて、たぶんダイヤル部分なども防塵防滴構造になってないのではないか。その分、お値段は3分の1。GH5のバッテリグリップは剛性感をだすためにぜひマグネシウムにしてほしい。あと三脚穴の位置もセンターに。
ぜんぜん緊急性のないファームアップデートがGH4とレンズ(12-35/2.8, 35-100/2.8, 14-140/3.5-5.6)に出ているので、まとめて適用した。ボディのファームウェアファイルは拡張子が.binなのに対してレンズは.linってことにはじめて気づいた。まとめてやらないとなかなか気づかないよなぁ。
GH4はLOG対応、レンズはDual IS対応。
ファイルをSDカードにコピーして電源ボタンon→再生ボタン押すと、電池残量が足りないという悲しいメッセージが出てアップデートできず。リチウム電池は満充電だと電池の寿命が縮むのでいつも一目盛減った状態で放置してるのが裏目に。
しかーしGH4を買ったときにつけてもらったACカプラーがこんなときに役立つ。室内で長時間ビデオとることもないので、こんなときにしか役立たないんだけど。
1本目の14-140はすんなりアップデートできたが、2本目の35-100はファームアップデートの画面が出てこず単なる再生画面になるだけ。レンズのファームアップデートを一気にやろうと3つの.linファイルを一度にSDカードにコピーしたのが裏目にでた。どうやらファームアップデートファイルは1つずつコピーしないとだめなようだ。たまの1回だけのアップデートなら気にならないが4つまとめてのアップデートでSDカード抜き差ししてPCからコピーはめんどくさい。めんどくさいがしかたない。
ボディのアップデート中はAF補助光が点灯するが、レンズのときは点かないなぁ。その区別は必要なんだろうか。なぞだ。
なんだかんだで終了。かわったことといえばLOG関係のメニューが増えたくらい。こっそり高速化されてたりAFや手振れ補正が進化してたりしないかなぁ。。。
やってる途中で気づいたのだが、GH4でSDカードをフォーマットするとラベルにLUMIXと付くようになったのはPCでSDカードひらくときにすぐ区別が付いて便利だ。GH3はつかない。GH3もいちおうフラグシップといって出したわけだから、そういう細かい修正はバックポートしてほしいなぁ。。。
カラーマネージメントはさっぱりわからないけど、GH4 Ver2.3でログ収録機能が追加された(追加のお金(DMW-SFU1)を払えば、だけど)。こことかこことか。
V.709用のLUT(ルックアップテーブル)は無料でダウンロードできる。ちなみにV.709はREC.709のパナソニックバージョンのようだ。
ダウンロードした中身は理解できないけどテキストファイルだったので、それっぽくプロットしてみた。
まずは各RGB色ごとの変換(横軸が入力0~32,縦軸が出力0~1023)。
GとBをいくつか変えて、Rの変換。
RとBをいくつか変えて、Gの変換。
RとGをいくつか変えて、Bの変換。
Rを0に固定してGをいくつか変えて、Bの変換。
Gを0に固定してRをいくつか変えて、Bの変換。
さっぱりわからん。
2015-09-26: LUTの基礎というありがたいスライドがあった。
【送料無料】【09/17発売予定】 パナソニック(Panasonic) アップグレードソフトウェアキー DMW-SFU1