FPGAは会社の勉強会でだれかボードを買ってたような気もしたり(10年くらい前か?)、派遣の仕事で大きなプロジェクトでFPGAをプログラムするスクリプトをたたくのはやったことがあるが、FPGA自体をさわったことはまだなかったので、体験セミナーに参加してみた。

ひさしぶりに東工大 大岡山へ来たような気がする。P2P SIPとかPlan9の勉強会とかでちょくちょく行ってたのは10年ほど前になるのか。駅前でなにかイベントやってたけどスルー。

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正門を入ってすぐのところにきれいな建物ができててびっくり。

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受付で名刺が必要とのことだったが1枚もいらなかったとか、ACRiのアカウントを開設するのにメールを読めないといけないとか、ちょっとトラップあり。

利用方法はちょっとめんどくさい。

  • webからユーザー登録する
  • メールが届いて、サーバーのパスワードとACRiルームのパスワードが書いてある。
  • ACRiルーム(FPGA利用環境)の空きをさがして予約する。
  • 踏み台サーバーにsshでログインしてリモートデスクトップのポートフォワーディングする。
  • リモートデスクトップのクライアントを起動してACRiルームのデスクトップ(ubuntu)を開く。
  • Vivado起動

端末はMacだったので操作になれてなくて緊張した。キーボードも日本語配列だし。

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VivadoをつかってAND回路を実装する。手元にFPGAボードはないので入出力はVIOというのをつかってGUIで入力信号を変化させると出力が表示されるという仕掛。2入力のAND回路だけならすぐ終わるらしいがVIOがあるのでちょっとした時間がかかる。

メモ

  • ACRiは「あくり」とよむ。
  • Artyは3万円くらいの入門用でちょうどいい。
  • 試行錯誤してるときにビルド(っていうんだろうか?)が短時間で終わったら、ミスしてて最適化でごっそり回路が消えた可能性が高い。
  • XDC制約ファイルはベンダーが配布してる。

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