- 2019-06/18 18:00〜19:30
- 告知
- 南 政樹(慶応義塾大学 SFC研究所 ドローン社会共創コンソーシアム)
交差点でNHK撃退シールをくばってたけど無視して会場へ。
[2019-06-18 18:01]
なかなか話者が来なくて連絡もないようで関係者がやきもきしてたが、1分遅刻で話者到着。
[2019-06-18 18:02]
- SFCでipv6書いてた。
- 「ドローン前提社会」は自分がつくった言葉。
- 昔のSFでは飽和した地上から空を一人乗りの乗り物で移動してる未来が描かれていた。
- フクイチを無人ヘリで調査したりした。
- (ここで毎回やっているというドローンでの記念撮影。機体はDJI)
- ラジコンの延長というよりはインターネットの延長と考えている。
- 今は無線で直接つないでいるけど5Gでつながるようになるはず。IoTとおなじ。
- 地上とランデブーするはず
- droneとは雄蜂のこと。雄蜂は仕事しないで巣にいるので転じてヒモ・役立たずの意味もある。
- droneの語源はイギリスの queen bee という無人飛行機(1936)から。
- ドローンは無人航空機: UAV 人をのせられない (一人乗りのドローンもあるけど..)
- 回転翼 プロペラが多い方がリダンダンシー(墜落しにくい)
- 固定翼のもある
- ドローンが官邸に落ちる前はドローンは模型飛行機のあつかいだった。
- 実はやっと法律がかわって飲酒運転が禁止になった。
- フィクションだが: マイクロドローンに3gの爆弾をもって顔認識で頭をねらう。流れ弾がない。→ 兵器にAIをつかってはいけないという主張 (autonomousweapons.org)
- ドローンはプロペラがついたスマホとみなせる(スマホとつかうセンサーなどの部品が似ている)。中国のドローンが強い理由。
- ドローンが飛ぶ方法は3つしかない: 浮力・推力・揚力
- ドローン:自律的に移動する(空中だけでなく地上も水中もあり)
- 昔は制御がアナルグだったが今はデジタル。
- PID制御とカルマンフィルターと重心のオートチューニング
- 自立性がラジコンとのちがい (勝手にバランスをとってくれる)
- mavlinkという簡単なプロトコルがつかわれている。
- 実はつかっているチャンネルは1つではない。
- テレメトリーは別チャンネル 900MHz
- コントローラは 2.4GHz
- 映像は は5.?Ghz
- PWMでモーター回転数制御していたが今はベクトル制御でトルクが上がった。(ドローンが進歩した理由?)
- ドローンは進むときに傾かないといけない。
- レーシングドローンは80度くらいまでかたむく
- ドローンの上で倒立振子も簡単にできる (ただし棒の先端にはトラッカーをつけてモーションキャプチャーしてる)
- ドローンで釣(drone fishing): 陸から仕掛をドローンではこんでポイントに投下する。上からだと魚影がよく見える。
- 中国: 高圧線にひっかかったゴミをドローンの火炎放射器でやきはらう。
- 200kg持ち上げられるドローンでビルの窓掃除。ただし水は地上からホースで。消防にもつかえるかもしれない。
- sharkspot: 画像認識で海のサメとイルカとクジラと人を認識して警告するとか
- ドローンの可能性: 視点・ポジション・インターネット・群れ行動
- mavlink dronecode じゃなくてmqttでもいいいのではないか。
- レーシングドローンはラジコンとかわらない。arudino シングルスレッドで。あまり処理できない。px4。
- 逆位相プロペラで音を消してスピーカをうかすアイデア。
- VAIOがドローンをつくっている。設計はnileworks。
- ドローンで農薬散布: 画像認識することで、植物に元気がないところだけ肥料をまいたり、カメムシがいるところだけ農薬をまいたりでいる。いまの農業は確率的でおおざっぱ。
- ドローン宅配は空だけじゃなくて陸路・水路も活用されるのでは。自立が需要。屋根・ベランダに宅配ポストができるかも。
- cargo drone
- ルワンダは陸路が整備されてない。固定翼ドローン zipline で医薬品を運ぶ。固定翼の欠点は離着陸に場所が必要なことだが、離陸はカタパルト 着陸はコードにひっかけてとめる。 オペレーションは現地の人でもできるように部品交換が最小限になるように工夫。
- ドローンでレンガを積んで塔をつくる。位置制御が正確にできるため。
[2019-06-18 19:02]
- みそらかなたちゃん: ドローンのためにつくったキャラクター
- Q: ドローンの衝突はどう解決する?
- A: UTM(UAV Traffic Management):管制システムをつくっている。
- 無人管制の考え方はまだマイナーで有人管制の考えが強い。
- 位置情報とベクトル情報を共有する。
- open drone IDで識別。
- WiFiを想定しているが5Gにも対応しようとしている。
- まだこれからという段階。
- Q: ドローンの制限事項に何があるか?
- A: 風は古くから問題で対策されてきている。モーターの制御技術で状況に応じてトルクのだしかたをかえられる。
- 伝送距離の問題は衛星通信をつかったり
- 衝突回避
- 距離はレンジエクステンダー(発電機を積む)もある
- Q: ドローンを飛ばすには何か資格が必要か?
- A: 免許はない。ルールはある。民法的には土地の所有者がダメといったらダメ。ざっくり200g未満、田舎で見える範囲で日の出から日没までなら自由といった感じ。
[2019-06-18 19:13]
- 水中ドローンの通信は有線。
- 回転(yaw)はおたがいに逆回転しているローターの回転数を変えるとできる。このため原理的にゆっくりとしか回転できない。
帰りにまだNHK撃退シールをくばってたのでもらって帰ってきた。